私たちについて
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- 1.山梨ダルクとは
- 2.山梨ダルクの組織・施設
- 3.提携機関
- 4.利用案内
- 5.山梨ダルク顧問あいさつ
- 6.スタッフ紹介
山梨ダルクとは
回復者を出す
「ダルク」とは、 薬物・アルコール依存症から回復し続けている当事者が、薬物・アルコールをやめたい人の回復を手助けする民間のリハビリ施設です。
山梨ダルクは2008年2月、山梨県甲府市で活動を始めました。行政をはじめ各分野の関係機関、地域の団体や住民の方々と連携を図りながら、回復支援に取り組んでいます。地域に溶け込んだ活動は「山梨モデル」と呼ばれ、山梨ダルクの大きな特徴です。
開設以来、一貫した理念は「回復者を出す」。これまでに40人以上が自立しています。回復のためのプログラムを徹底して行えば、人は変わることができるのです。
人は変わっていく過程でさまざまな問題を起こし、薬物を再使用してしまうこともあります。しかし、そうした問題を一つ一つ丁寧に解決していくことが、社会の中で生きていく力になります。私たちは、人は変わることを信じ、失敗に寄り添います。「赦し」と「受容」。それが、「仲間」である私たちだからできる支援です。
山梨ダルクの組織・施設
一般社団法人山梨ダルク本部
NPO法人山梨ダルク デイケアセンター
回復の旅サポートセンター
指定特定相談支援事業所「あいてらす」
障がい福祉サービスに関する相談支援やサービス等利用計画の作成を行っています。相談支援専門員は障害者手帳を持つ当事者です。障がいのある方が豊かな日常生活を送れるように、当事者の目線を生かして支援に当たっています。
就労継続支援B型事業所「e-アバウト」
一般企業への就職が難しい精神障がいのある方に、就労の場と就労訓練を提供する事業所で、農作業や内職などを行っています。一人一人のペースや体調に合わせ、無理なく働けるようにスケジュールを組み、仕事のやりがいや喜びを感じられるよう支援しています。
入寮施設
提携機関
私たちは各分野の専門機関と連携して回復支援に取り組んでいます。依存症やその他の精神疾患を適切に治療するため、依存症治療に実績のある精神科病院と提携しています。また、顧問弁護士が法律関連の問題に対応しているほか、健全な施設運営を保つため顧問税理士が会計事務をサポートしています。
提携先
公益財団法人住吉偕成会住吉病院(担当:大河原昌夫副院長)
丸山公夫法律事務所(担当:柴山聡弁護士)
内田幸雄税理士事務所(担当:内田幸雄税理士)
北原正仁税理士事務所(担当:北原正仁税理士)
利用案内
利用料
初月 | ¥180,000(初期費用¥20,000を含む) |
翌月以降 | ¥160,000 |
内訳
家賃他共益費 | ¥45,000 |
生活費 | ¥39,000 |
ナイトケア費 | ¥41,000 |
デイケア利用料 | ¥5,000(NPO法人山梨ダルク デイケアセンター利用) |
送迎提供・交通費 | ¥30,000 |
■医療費等の立て替え金は、月末締めで別途ご請求いたします。
■イベント(フォーラム、セミナー等)参加費用は相談の上、ご請求する場合もあります。
■自己都合により回復プログラム未修了のまま途中退寮、または規則違反による強制退寮
の場合は、入寮費の精算返金はいたしません。
■生活保護受給の方は、ご本人、福祉事務所と相談の上、その範囲内で入寮可能です。
■生活困窮の方については相談に応じます。
デイケア利用料
1ヵ月 | ¥5,000 |
■生活保護受給、生活困窮の方については相談に応じます。
■医療費の立て替えは行っておりません。
山梨ダルク顧問あいさつ
荒木 龍彦
元甲府保護観察所長、元近畿地方更生保護委員会委員長
地域の方々の支えをいただいて
令和4年1月1日から山梨ダルクの顧問を仰せつかりました。薬物などの依存症からの回復を力強く助けておられる山梨ダルクの皆様の活動に関わらせていただくことは、光栄であり、またこれからの日々が楽しみでもあります。
山梨ダルク誕生には、平成19年に甲府保護観察所が開催した山梨県薬物乱用問題研究会という会議も関係しています。“社会を明るくする運動”の取り組みの中で山梨県が意外にも薬物犯罪が多い(人口比で)ことが指摘され、必要な対策をしていこうと5回にわたって開催された会議でした。その中で、自助グループや家族会が必要だということになり、NAの方々にミーティングを開催してもらったり、当時日本ダルク代表だった故・近藤恒夫氏にお力を借りたりするなどしていましたが、それが山梨ダルクの設立につながっていきました。
その後、私は転勤して山梨を離れましたが、山梨ダルクは順調に活動範囲を広げてこられました。全国のダルクの中でもこれほどまでに地域各層の方々に大切な活動ととらえていただき、のびのびと活躍できているところはないだろうと思います。それは、関係者が話し合って当事者支援が必要だとする声が高まる中で生まれたダルクであること、そして佐々木代表をはじめとするスタッフや仲間の方々の謙虚さや誠実さの賜物であると思っています。
いつまでも地域の皆様に支持されることを大切にするダルクであってほしいと願っています。
スタッフ紹介
薬物・アルコール依存症の当事者スタッフを中心に、公認心理師、専門アドバイザーを配置しています。当事者スタッフは行政機関や医療機関主催の研修に参加するほか、講師を招いた勉強会も開き、スキルアップを図っています。