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当事者スタッフ紹介

回復支援を担うのは、山梨ダルクの回復プログラムを修了し、薬物・アルコールをやめ続けている当事者スタッフです。自身の経験を生かし、入寮者一人一人の状態に合わせた支援を行っています。

スタッフ

佐々木 広(ささき・ひろし)  一般社団法人山梨ダルク本部代表理事

岩手県出身。元大学受験用学習教材の製作・販売会社経営。 覚醒剤で逮捕歴3回、受刑歴2回。2004年、薬物依存症治療のため仙台ダルクに入寮。ダルク創設者である故・近藤恒夫氏の専属スタッフを経て、2008年2月1日、山梨県甲府市に「山梨ダルク」を開設。ギャンブル依存症回復支援施設「一般社団法人グレイス・ロード」代表理事、「NPO法人山梨ダルク」理事、「一般社団法人富士五湖ダルク理事」も務める。

小林 郷志(こばやし・さとし)  NPO法人山梨ダルクデイケアセンター施設長

国立病院機構久里浜医療センター薬物・アルコール依存症回復施設職員研修修了

神奈川県出身。中学3年からシンナーを始め、暴走族に加入。19歳で初めて覚醒剤を使用し、逮捕歴7回、受刑歴6回。仙台ダルクに入寮するが覚醒剤の再使用を繰り返す。その後、山梨ダルクに入寮し、回復プログラムを修了。2011年からNPO法人山梨ダルクデイケアセンター施設長。2020年に指定特定相談支援事業所「あいてらす」を立ち上げ、相談支援専門員としても活動する。

髙梨 一樹(たかなし・かずき) 一般社団法人山梨ダルク本部本部長

国立病院機構久里浜医療センター 薬物・アルコール依存症回復施設職員研修修了
ASK認定依存症予防教育アドバイザー

千葉県出身。祖父、両親、親類ら覚醒剤使用者の中で育ち、18歳から覚醒剤を始める。2010年に埼玉ダルクにつながるものの覚醒剤がやめられず、3カ所のダルクを経て2012年、山梨ダルクに入寮。回復プログラムを終え、2016年に職員となる。2020年から一般社団法人山梨ダルク本部本部長を務め、入寮者の回復支援や研修スタッフの育成に携わる。

毛利 学雄(もうり・がくゆう)

国立病院機構久里浜医療センター 薬物・アルコール依存症回復施設職員研修修了

東京都出身。元ダイビングインストラクター。15歳からシンナーを使用し、18歳で大麻と覚醒剤を使用。アルコール、処方箋にも依存し、2008年、山梨ダルクに入寮。2011年に職員となる。現在はNPO法人山梨ダルクデイケアセンター職員として日中活動のほか、中学・高校の薬物乱用防止教室、矯正施設でのメッセージ活動を担当。あいてらす相談支援員も務める。

石森 智(いしもり・さとし)

国立病院機構久里浜医療センター 薬物・アルコール依存症回復施設職員研修修了

埼玉県出身。元看板製作会社経営。17歳から覚醒剤を使用し、逮捕歴2回、受刑歴1回。2012年、富士五湖ダルクに入寮。2013 年から山梨ダルクに移り、回復プログラムを修了。2018年に職員となり、現在は入寮施設「回復の郷」施設長、「回復の旅サポートセンター」センター長として、入寮者の回復と生活をサポートする。

横小路 和寛(よここうじ・かずひろ)

国立病院機構久里浜医療センター 薬物・アルコール依存症回復施設職員研修修了

山梨県出身。海外留学中に覚醒剤と大麻にはまり大学を中退。その後も薬は止まらず2度の逮捕。2018年29歳で山梨ダルクにつながり、奇跡的に2度目の執行猶予を与えられた。生き直すチャンを手にし、地元山梨に愛されながら回復を続け、2022年に職員となる。
地元でたくさんの恩を返していきたい。

澤村 篤(さわむら・あつし)

国立病院機構久里浜医療センター 薬物・アルコール依存症回復施設職員研修修了

東京都出身。学生の頃から飲酒を繰り返し29歳でアルコール依存症と診断される。精神科病院に入退院を繰り返し、32歳で都内の依存症回復施設に入寮するがうまくいかず、その間に処方薬の乱用も始まる。2018年、山梨ダルクにつながり、2022年から職員となる。
クリーンで生きる喜びを実感している。

岩井 健治(いわい・けんじ)

甲府市伊勢地区生活支援サポーター養成講座終了
 
東京都出身。26歳から覚醒剤を使い始めサラリーマン生活が破綻し、2012年に山梨ダルクへ入寮。回復プログラムを終え2016年、山梨ダルクグループ内のギャンブル依存症回復施設「グレイス・ロード」の職員となる。社会経験を積むため一度退職し、高齢者介護の仕事に就く。2022年に復職し、就労継続支援B型事業所「e-アバウト」職員として仲間の就労支援を担当している。


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