私たちと地域
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地域に溶け込む 「山梨モデル」
地域と共生する山梨ダルクの活動は「山梨モデル」と呼ばれ、全国的に珍しい事例として注目されています。開設当初から活動に賛同してくださる市民の方々に支えられ、私たちも自分たちにできる地域活動を積極的に行ってきました。
応援してくださる方々がいる環境は、回復にとってとても大切です。回復者を出すことに加え、山梨ダルクが社会資源として地域のお役に立てるよう、これからも活動していきます。
山梨県警察とのソフトボール大会
2008年から山梨県警察とソフトボールの親善交流試合を開催しています。山梨ダルクがプログラムの一環として行っているソフトボールが新聞で紹介され、その記事に目を留めた山梨県警察が「回復の一助になれば」と試合を申し入れてくださったことから始まりました。「取り締まる側」と「取り締まられる側」の試合という全国でも例のない活動で、山梨県弁護士会なども参加してくださっています。
施設の開放
山梨ダルク本部がある「山梨回復支援センタービル」には、約100人が収容できる多目的スペースがあります。地域の会合や住民の活動に利用していただけるよう開放しており、2020年3月には地元自治会と協定を結び、災害時に地域の一時避難所としても活用されることになりました。また、地域の行事や個人宅の草刈りなどお手伝いもさせていただいています。
市民との協働
山梨ダルクには開設当初から、市民の方々が活動に協力してくださっています。「NPO法人山梨ダルク理事会」はNPO法人山梨ダルクデイケアセンターの運営を担い、山梨県内の有識者らで構成されています。「山梨ダルクを支援する会」は幅広い市民が参加し、資金面のサポートと山梨ダルクへの理解を広める活動に取り組んでくさだっています。これからも地域の方々と連携しながら回復支援に取り組んでいます。
市民団体との連携
「NPO法人未来の荒川をつくる会」「認定NPO法人日本を美しくする会 山梨掃除に学ぶ会」の活動に参加し、河川や甲府駅前の清掃を行っています。また、自殺予防に取り組む「いのちを守る山梨県民運動推進会議」、子どもの健やかな成長を支援する「NPO法人こどもサポートやまなし」には構成団体としてイベントなどに参画しています。
学生・生徒との交流
山梨ダルクは毎年、山梨県立大学で社会福祉士・精神保健福祉士を目指す学生の授業にゲスト講師として招いていただき、スタッフが薬物依存症から回復した経験を語っています。また、山梨英和大学のボランティアサークルは日用品を学内で募り寄付してくださるなど、交流を深めています。
お電話での相談もお受けしています
055-223-7774